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■余談

実は私、リアルタイムでは見ずに寝ていまして、
起床後は情報をシャットアウトして大リーグ中継を見ていたのですが、
BSニュース内で突如結果をバラされそうになり、
慌ててテレビを消すということがありまして。

短いニュースと言えどトップで伝えるということは
勝っちゃったのではないか

なんて推測してしまったんですよ。

だから、日本が攻め上がるたびに、
「これが入るのか?」なんて思いながら録画を見ていたんです。

しかし、試合内容を見る限り勝ちそうな雰囲気は少しもせず、
このまま0-0の引き分けで終わりそうだな、と思っていたところでの
あのカウンターだったのです。

で、猛烈な勢いで上がる選手たちを見ながら、
「これが入っちゃうんだ」なんて半分以上思いながら見ていたので
得点の興奮はきっと事前情報なしの半分以下だったと思います。

だから、結果情報を全く知らずに見た人が羨ましい。


■少し細かい点

憲剛のスパイク】

開始早々、中村憲剛が足を滑らせて相手にシュートを許し、
後からポイント式のスパイクに取り替えていた。

試合前練習はしているし、
グラウンド状態のチェックをしていないはずがないので、
判断ミスとしかいいようがないが、
チームとしてスパイクのチェックはしていないのかな。
スパイク交換中に点取られたらシャレにならんがな。


【川島のミス?】
フランスが後方から送り込んだロングボールに
ジルーが少し触ってこぼれたボールを
川島がワンハンドレシーブのように弾いてワンバウンドさせてから
キャッチしようとしたが、 捕り損なってコーナーキックになった。

一見単純なミスに見えたが、
リプレーで見るとジルーが触った時にボールに強い回転がかかり、
川島が触ってから地面に落ちた時

まるで軟式テニスのスピンサーブのように 地面と平行に弾んだ。


あれは芝が濡れているから、あんな動きになったのだろうか?
濡れていた方が回転の影響が無さそうに思えるが。

いずれにしても、あれをミスと言っては酷ではないか。


【長谷部がイエローを貰ったプレー】
長谷部イエローをもらったことを責める気はサラサラない。
長友が攻め上がった裏を突かれ、
遠藤は前線でチェックに行ってあっさりかわされてたのだ。
逆サイドにいた長谷部が全速力でフォローに行ったのだ。
むしろ、褒めるべきだ。

私が気になったのは長谷部のファウルの仕方だ。
腕を引っ張るでも、ユニフォームをつかむでも、
体当たりで吹っ飛ばすでもなく、
後から肩越しに胸を軽く突くように押さえた。
私にはとても不自然に見えた。

そのファウルを受けたメネズはバランスを崩して倒れた。
それほど強く押さえられたわけでもないのに。
私はそれを見て、
長谷部はメネズのバランスを崩そうとして あの動きをしたのか
と推測した。
ファウルをするしかない、と判断した時、
長谷部は数ある選択肢の中で最もラフではなく、
万に一つの可能性かもしれないが、
カードをもらわないかもしれないプレーを選択したのではないか、
と思ったのだ。
まあ、私でもイエローだと判断したのだから、カードを覚悟していたのは間違いないが。

あのファウルの仕方はどこかで教えられたものなのだろうか?
そう思ったのは
ラグビーでトップスプードにある相手を転ばすテクニック
があるのを思い出したからだ。
相手がトップスピードに乗って
タックルに行けないが、ギリギリ手が届く時、
相手のかかとを手で払ってバランスを崩すのだ。
かかとを払われた相手はバランスを崩し数歩先で転ぶ。
他の味方が間に合うかもしれない時間ができるのだ。

サッカーでもそういうバランスを崩すテクニックが教えられているのではないか、
と素人観戦者は思ったのである。


ところで、ファウルの原因となったのは
長友がクロスを上げ損なってコーナーになりそうだったが、
コシールニーが上手くフォローしたのでメネズに右サイドを破られたことだ。

コーナーキックを得るか、味方のシュートに繋がっていれば、
あの場面は生まれなかった。
改めて攻撃はシュートで終わるべし、と心に刻んだ。


                          以上、追記なし。

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■総括

【フランス】

前半はスペイン戦に向けてチームとしての機能性テスト。
それが前半で十分に確認できたから
後半は代表で戦える選手を増やすための経験を与える場と選手見極めテストといったところ。

フランスとすれば前半で1,2点リードして後半に臨みたかったところだろうが、
それを許さなかった日本の粘り強さが勝ちにつながった。


【日本】

1-0という勝利は素晴らしいが後から見返したくなるような内容ではなかった。

フランスからの初勝利というのは事実だが、
歴史的勝利と大騒ぎほど価値の大きいものではない。
これがW杯の決勝トーナメントなら何も言うことはないが、
テストマッチなので、
せいぜいアジア予選でアジアの二番手グループに勝ったよりはマシといったところ。

日本視点でハイライトを作るとしたら、
後半の終盤、長友のドリブル突破川島のナイスセーブ連発
そして最後のパーフェクトカウンターで十分。

しかし、アジアで圧倒的に支配するゲームばかりをしている日本が
こういう我慢の展開を集中力を切らさずに
粘り続ける戦い方ができることを見せてくれたことは良かった。
そして、最後に点を取るところまでいってくれた。

W杯本番に向けて、こういう戦い方もできることをつかめた、
という意味では今後につながる戦いだった。

 
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後半
【フランス、3人交代】
ベンゼマはお役御免といったところ。
スペイン戦が控えているのだからこれ以上疲れさせる必要もない。
が、フランスの攻撃力は落ちそう。
後半
は攻める回数が増えるかな。


【状況の改善】
フランスのプレッシャーが明らかに緩くなり始め、
日本のボールが回り始めた。

フランスの選手交代によるバランスの崩れと
日本がやっとこ落ち着いてプレーするようになったことの
両方の影響だろう。


【香川の選択 】
香川が倒されて得たFKをクイックスタートして
憲剛のシュートのこぼれを香川が拾った場面。

香川はフェイントを掛けてゴロのセンタリングで終わったが、
GKとディフェンス二人が一直線になっていたから、
ファーサイドに巻くように打てば入ったと思うのだが、
なぜ香川はシュートフェイントを選んだのだろう?


【怪物リベリー】
リベリーは、ブンデスリーガを見ている限りでは身長の小ささからか、
それほどゴツい印象を受けていなかったが、
日本人と並ぶとえげつない胸筋が目を引く。

清武酒井の間を割って入ったドリブルはまさにフィジカルモンスター。
内田はあんなの相手にしてけっこう止めてるんだよね。
ちょっと内田を見直した。


【盛り返したものの】
相変わらずフランスが支配している状況は変わりない。
フランスのフィニッシュ精度の低さに救われていた。


細貝乾in  長谷部、憲剛out
後半15分頃の投入。
思ったよりも早い乾の投入。
30分も元セレッソ3シャドウが楽しめるとは。


【フランスのスタミナ&集中力切れ】
残り10分を切り、フランスの中盤がスカスカ。
勝ち目が出てきたなぁ。

と思ったところで
内田、高橋in   酒井、マイクout
おいおい、マイク外したらCF誰がやるんだ?
まさか高橋を前線に置くわけでもあるまいし。

試合後の監督談話によると
フランスのディフェンスラインの裏が空き始めたから
スピードタイプを前線に配置したかったよう。
つまり、セレッソオールスターズをそのまま最前線にスライド
中盤は配置を確認できるほど落ち着いた時間帯がなかったが、
高橋をアンカー気味のトリプルボランチといったところか。


【歓喜のパーフェクトカウンター】
フランスのコーナーキックがこぼれ、日本の選手がドリブルを始めた時、
私はそれが誰だかわからなかった。

ドリブルがトップスピードに乗り、完全に抜け出した時には
そのスピード感から香川だと思って見つめていた。

そして右サイドの長友への左足の美しいスルーパス。
やっぱり香川だ。私は確信した。

それが、まさか今野だったとは。

長友がダイレクトで折り返し、
敵に囲まれた香川が倒れ込みながらボレーで押し込みゴール。

いやあ、気持ちのいいゴールだった。
レ・ブルーの面々の呆然とした顔を眺めるのも気持ちよかった。
負けるとはこれっぽっちも思ってなかったんでしょうな。


ところで、香川にパスした長友は直前までシュート打つ気満々だったそうな。
それが、脳裏にカッサーノが思い浮かび、カッサーノならパスを選択するだろうと考えて、
パスに切り替えたらしい。

リプレーを見ると、長友にボールが届いた時、
ファーサイド側にスピードのあるシュートを打てば入りそうなコースがあった。
一方、香川の方はマークを外してはいたが、敵ディフェンスに囲まれていた。

普通に考えれば長友がシュートを打った方が確率が高そうに見えた。
だから、みんな騙されて香川のゴールが生まれたのだろう。

この長友の選択はあらゆる意味で正しかった。
マンチェスター・ユナイテッドに移籍したばかりの香川は
今もっともマスメディアで取り上げやすい選手だ。
きっと月曜からのワイドショーで、これでもかと香川特集が組まれるのだろう。

そして、マンUでまだ確固とした地位を築けていない香川にとっても大きな意味がある。
まず、今ひとつ乗り切れていない気持ちをアップさせることができる。
続いて、ヨーロッパのメディアも注目して取り上げてくれることから、
周囲のプレッシャーが和らぐだろう。
何よりチームメイトからの信頼感も増すだろう。

今後の香川のクラブでのプレーも楽しみである。

 
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■前半
フランスの攻勢

ほぼ攻められっぱなし。
若いフランス代表は思ったよりも強かった。
強い日本代表ばかり見ていたので、もっとボールを回せると思っていたが、
ヨーロッパの二番手グループ相手でも互角の戦いにはならないのだな。

フランスは個人個人の戦術眼が高いのか
非常に的確に日本の裏を突いて攻めてくる。

コーナーキックとセンタリングの雨あられ。
攻撃にもう一歩の精度があれば得点は生まれていただろう。


日本の守勢

翻って日本側から見れば
ボールを回そうとしても、フランスのチェックが早く、すぐにカットされ、
全く攻めのリズム、糸口はつかめなかったが、
得点は許さず、集中力を保っていた。

香川マイクへはほとんどボールが入らず、
触ったにしても香川は低い位置、マイクは左サイド。
また、長友もトイメンのドビュッシーがガンガン上がってくるので
上がる余裕が無い。
清武、酒井の右サイドの方がまだ形が作れていた。

前半半ば過ぎからはやや押し返したようにも見えたが、
シュートは酒井のクロスからのマイクのヘディング1本のみ。

フランスの出来はすごく良かったが、
にしても、シュート数1対14、CK 0対8はあんまりでないかい。
CKもおそらく全部先に触られていた。
点取られなかったのが不思議。


後半に向けて
宮市を入れても攻め手が見つかるとも思えない。
今出ているメンバーで改善すべき、と思った。
  


ベンゼマについて
ベンゼマはいい選手だ。
テクニックはあるし、素晴らしいシュートもたくさん打つ。
だが、凄みが足りない
レアルや代表で勝負を決めるゴールが増えればワールドクラスになると思う。

 
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サッカー国際親善試合 日本代表×フランス
        (2012.10.12、現地時間) at Stade de France


勝っちゃいましたね、日本!!!

内容的に面白い試合ではありませんでしたが、
W杯優勝経験国に相手のホームで勝ったのは立派。
素直に喜びましょう。


それでは、詳細な戦術分析は専門家に任せて、
素人目線で振り返っていきましょう。



■スタメン確認

まあ、予想通りかなぁ、とサラ~っと眺めていたら
右隅に酒井宏樹の文字が。
内田でも駒野でもなく。

ザックさんはきっとW杯本番で酒井にスタメン張ってほしいんだね。
だから、あまり使わなくても呼び続けていたんだね。
確かに、あのサイズ、クロスのスピードは魅力的だもんね。
若いしね。
ウッチーもまだ十分若いんだけどね。
駒野はやっぱり保険扱いなのかね。


■国歌斉唱

昨年のラグビーW杯inNZ以来、国歌にハマっておりまして、
国際試合の際に、いい国歌演奏があると録画の国歌部分を残しています。
そして、この一年見た中でもお気に入りの一つが

フランス国歌「ラ・マルセイエーズ」です。
歌詞の内容はフランス革命が背景にあるので血なまぐさいものであり、
議論の対象となっているようですが、 
私はメロディーと歌の響き重視なので、歌詞についてはノータッチ。 


「君が代」が日本人が歌っているのかと思うほど自然な響きで素晴らしかったので、 
「ラ・マルセイエーズ」への期待が膨らんだのですが、 

勇ましさが感じられずに、結果としてはいまいち。


観客の歌声をもっとマイクで拾って欲しかった。 
ラグビーのW杯や
ラグビーチャンピオンシップ(トライネーションズに

今年からアルゼンチンが加わって名称変更)や
シックス・ネイションズでの国歌演奏はとても素晴らしい雰囲気なので

真似していただきたい。

日本での国際試合も落ち目の歌手なんて使わずに、
開催地のトップレベルの合唱隊に依頼することを検討してほしい。

 
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