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天皇杯4回戦 (2012.12.15) at 長居スタジアム

清水エスパルス 0-4 セレッソ大阪


最初に結果を文字で見た時には記事を書くモチベーションが上がらなかったが、
不甲斐ない結果に目を背けてはいけない。
今シーズンラストマッチとなったセレッソ戦の結果を受けての思いもまとめておこう。




■まだ期待してるのか?
エスパルスは、ほぼ順当な先発メンバーだったが、センターフォワードに伊藤翔を起用。
ゴトビさんはまだ伊藤を諦めていないのか。
いや、むしろ金賢聖を諦めたのか。
どちらにせよ、今シーズンで期待を裏切ったのは確か。
どうせなら白崎を試せよ、と言いたくなった。


■ヤングセレッソ躍動 
今シーズン、好調だった時期にはヤングエスパルスと騒がれたものだが、
この日のセレッソも杉本、南野の2トップを筆頭にかなり若いメンバーが並んだ。
そして、その若い選手たちが躍動した。
南野、山口蛍、杉本、村田と得点者は全て24歳以下、
南野などまだ17歳の高校生だが1得点1アシストだった。

今シーズン、勝負どころで負けるたびに
若いメンバーが多いから、という言い訳をよく聞いたが、
この日のセレッソ相手にその言い訳は通用しない。

そして、監督自ら多くのベテラン、中堅選手を戦力外にして放出している以上、
今いるメンバーでゴトビスタイルと言えるサッカーを見せなければならなかった。
が、この日もナビスコファイナルからの流れから抜け出せず、
ヤングセレッソに蹂躙された。

1ヶ月もチームの状態を改善できない指揮官には不信感を持たざるをえない。
契約延長が発表されたが、ほんとうにゴトビ監督のままでいいのだろうか。
フロントにはゴトビ後の準備を怠らないことをお願いしたい。


■大前元紀のラストゲーム
これがデュッセルドルフに移籍する大前元紀のラストゲームとなった。 
トーナメント形式である以上、1チームを除いて負けて大会を終えるわけだが、 
それにしても、ダイジェスト映像に映るのが 
大前のドリブル失敗と相次ぐ失点シーンだけとは寂しすぎる。 
負けるにしても気持ちの見える戦いをしてほしかった。 
それが、ここ2年のエスパルスを支えたエースへの餞となっただろうから。 




とりあえず、これで来シーズンのACL参加がなくなり、
過密日程、移動の負担がなくなった。
悲願のリーグ優勝を狙えるような補強、準備を期待する。




おしまい


【天皇杯の関連記事】
天皇杯雑感  第92回4回戦

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Jリーグ 第34節 (2012.12.01) at アウトソーシングスタジアム日本平

清水エスパルス 0-0 大宮アルディージャ

リアルタイムではガンバ大阪vsジュビロ磐田を見たので、
この試合はJ-SPORTSの再放送を翌日に見ました。
0-0という結果を知っていることもあってか
全く気を入れて見ることができませんでした。
ナビスコ決勝前はこんなに寂しいリーグの終わり方を
するなんて思わなかったなぁ。




■もやもやモヤモヤ
モヤモヤした試合だったなぁ。

実況が声を張り上げても、
画面には枠を外れるシュート
にぶつかるシュートが映るだけ。

入りそうな雰囲気があったのは
大前のクロスからのヨン ア ピンの厚くあたってしまったヘッドの場面くらい。

二桁得点目前の高木は積極的にシュートを撃ったが実らなかった。
来年こそ二桁到達どころではなく15点くらい取ってほしいものである。


■地味だけどかなり痛いぞ
河井陽介が試合中に左足の中足骨を疲労骨折してしまった。
これは天皇杯に向けてもかなり痛いし、
下手したら来季の序盤にも響いてくる。

まだチームの中心選手とまではなっていないが、
いないと非常に困る選手である。
というのも、本来は攻撃的MFであるにもかかわらず、
開幕戦の右SBに始まって左SB、ボランチ、攻撃的MF
左右のウィング
とどんだけマルチなんだってくらいに、
チームの穴を埋め続けた選手だからである。
エスパルスの乏しい選手層を考えると一人で何人分もの働きをした河合は
今年の中盤までの躍進の影の功労者なのだ。

痛い、これはかなり痛い。
天皇杯だって累積警告による出場停止はあるし、
右SBの吉田は最近ケガが多いし、調子も落ちている。
困った時に頼りにしてきた河合がいないとなると
欠場者によっては脆い負け方をするかもしれない。

河合はとにかく来シーズンの開幕に間に合うようにケガを治してほしい。
ただ、それだけである。
そしてゴトビさんには、できれば河合を前目のポジションで使ってほしい。
それが河合の高いサッカー脳とテクニックを最も生かせる場所だから。
今オフの左右のSB補強は必須である。


■扱いの小ささ
残留争いにもACL出場権争いにも関係なかったこの試合。
マッチデーJリーグでは同じ立場のベガルタvsFC東京とともに最後に流され、
やべっちFCに至っては、アルディージャの長谷川のシュートのみ。
寂しい最終戦の扱いだった。

もちろん、残留争いになど絡みたくはない。
来シーズンは、是非とも優勝争い、上位争いで注目を集めて
良い結果を残してシーズンを終えたい。


■出ていくんだね
試合後の大前の表情を見て
ヨーロッパへの移籍を決意していたことが感じられた。

昨今の流れからすると仕方がないように感じるが、
自分の応援するチームの若い選手が活躍し始めて2年ほどで
移籍するのを当たり前に感じるのは寂しいことだ。
しかも0円移籍
チームにお金が入らないのでは育て損だ。
愛していた選手が突然、薄情者に見えてくる。
何とかならんかな、この状態。
早めに複数年契約かわせば済む話ではないのかな。


ところで、大前くん、移籍が発表されちゃったけど、
天皇杯は出るのかな?
ヨーロッパなら完全に干されるパターンだし、
ヨーロッパ・南米の監督なら間違いなく干すだろうけど
ゴトビさんはアメリカ人だから出すのかな。

天皇杯にACL出場権がかかっているのは確かだけど、
ゴトビさんは本気で目指しているのだろうか?
Jでもまだ圧倒するような力もつけてなく、
最大の得点源が抜けることが確定しているのに。
ただ、活躍した選手がすぐにヨーロッパ移籍するパターンがこのまま続いていくと
永遠にACLで戦えるチームなんてできない気がする。
戦えるチームを作ってから出るのではなく、
出て戦えるチームを作るということを考えた方がいいのだろうか。

しかし、最近の傾向からいくとACLに出たチームはJリーグでは序盤に出遅れ
優勝争いに絡めないことが多い。
正直言って私はACLで上位進出、いや極端に言うと優勝するよりも
J1でまず優勝したい。
だからJ1で優勝するまではACLに出たくないなぁ、
というのが偽らざる本音である。

まあ、今の感じでは天皇杯で優勝できそうもないから余計な心配かな。




■余談
山本海人の先発起用に何も異論はない。
今シーズン前半は林彰洋にレギュラーを奪われ、
ほぼ出番がなかったにもかかわらず、
モチベーションを保ち、
ナビスコカップや五輪前などの林がいない時にいい仕事をし、
一時期はポジションを奪うほどのパフォーマンスを見せたのだ。
お疲れさん、の意味を込めてホーム最終戦に出場させるのは、
むしろ、ゴトビ、ナイス判断!
と賞賛したい。
長年在籍しているから林よりも海人の方が愛着があるしね。

ただ、
私がファンサカで林を起用していたので
素直に喜べなかった、というだけだ。
いちおう言っておくが、
私が林を前節からそのまま引き続き起用したのも
お疲れさんの意味を込めていたのである。


ところで、林くんは契約切れるらしいね。
またヨーロッパに戻りたいのだろうか。
それもいいと思う。
川島以外にもヨーロッパで通用するキーパーが増えて
日本のキーパーのレベルを上げてもらいたいから。

それに、エスパルスには海人も碓井もいる
林がいなくても大丈夫。



エスパルスのシーズンの総括もなかなかできそうにないですね。
天皇杯もあることですし、焦らないことにします。
書かないまま来シーズンが始まったらごめんなさい。




以上。追記なし。

【同節の関連記事】
ベガルタ仙台vsFC東京
週刊Jリーグ雑感 2012S第34節
 





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Jリーグ 第33節 (2012.11.24) at 等々力陸上競技場

清水エスパルス 1-2 川崎フロンターレ 

■持ってない大悟
サンフレッチェ広島の優勝の陰でひっそりと3連敗。
他の方のブログを読むと内容は良かったらしいが、
Jリーグタイムしか見ていない私には
小林大悟のポストあて2本しか印象に残ってない。

前にも書いたが、
今年の大悟は持ってないのがこれではっきりした。
ただ、ああいうシュートが撃てるということは調子は上がってきているということ。
来季は是非、万全の体調で臨んでもらいたい。


■元気そうだな矢島
今季序盤は代表に絡むんじゃないか、
と思えるくらい調子が良さそうだった矢島卓郎
元エスパルスの選手はなんとなく気になるもの。

その後、怪我でもあったのか、しばらく出場はなかったが、
前節から戻ってきたよう。
元気そうなのはいいが、
エスパルスとベガルタからは点を取らないでもらいたい。


■残るは賞金のみ
ACL出場権も可能性が消滅し、
残るは賞金圏内の7位に入ることくらいしか目指すものがない。
しかも、それもかなり厳しい。

ちょっと前までは4位フィニッシュでもいいか、なんて思っていたが、
下手すると二桁順位もありうる。
今季のJ1がそれだけ混戦だったということではあるが、
この位置でフィニッシュすると
果たして今季が良かったのか悪かったのか判断しかねるなぁ。

まあ、シーズン総括は最終節の後にすることにして、
とにかく最終節のホームでの試合、
驚異の残留力を発揮しているアルディージャを倒して、
スッキリとシーズンを終えてほしい。


■改修する等々力
改修に入るため、この試合が現在の姿での等々力陸上競技場でのラストの試合だったらしい。
まあ、遅すぎるくらいなのだけど。

数年前、等々力を訪れたことがあるが、
これがJ1チームの本拠地かと少々ショックを覚えた。
仙台スタジアムに慣れた身としては、ひどくみすぼらしく感じたのだ。
メインスタンドには屋根はついてないし、
アウェイスタンドにいたら、なんだか寂しささえ感じてしまった。

こんなところでJ草創期のヴェルディが試合をしたり、
スーパー陸上のような大きな大会を開いていたのかと思うと
もう驚くしかなかった。

ベガルタ仙台はあんな素敵なホームスタジアムを持てたことを
幸せに思わなければならない。

どんな姿になるのかわからないが、
等々力がJ1チームにふさわしいスタジアムとなり、
そこでフロンターレらしい華やかなゲームを見せてもらえる日を
楽しみに待ちたいと思う。


以上。追記なし。

【同節の関連記事】
ベガルタ仙台vsアルビレックス新潟 
週刊Jリーグ雑感 2012S第33節 
 





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Jリーグ 第32節 (2012.11.17) at アウトソーシングスタジアム日本平

清水エスパルス 1-3 ガンバ大阪 


嫌な予感はしていた。
勝負どころでガンバとやって勝った記憶がなかったからだ。
しかも、相手は残留争いで尻に火がついている。
いや~な感じがプンプン臭っていた。
そして、その予感は的中してしまった。


Jリーグタイムを見ても、やべっちFCを見ても、
PK以外の攻めるシーンが全くなかった。
攻められなかったのかな。
これでは記事の書きようがない。


いくつかのネット記事を見ると、
前半にガンバが風上を選択して押し込み、
いい時間に先制された流れを
PKはあったものの押し戻せなかったようだ。


これでナビスコ決勝明け2連敗。
しかもホームで。
3位レッズ、4位グランパスと勝ち点4差がつき、
間にサガン鳥栖とレイソルもいる。
ACL出場権は現実的ではない。

デュッセルドルフからオファーが来ているという大前元紀
移籍先はどこにせよ移籍することが濃厚。
来季の補強がどうなるかわからないが、
大前抜きでACLに挑戦しても
過密日程で疲労してリーグ戦で下位低迷しかねないので、
これでいいかも、というのが正直なところ。

ACLよりもまずリーグ優勝を果たしてほしい。
来季、戦力を厚くしてリーグ優勝して、
リーグチャンピオンとして堂々とACLに乗り込んでもらいたい。

まずは残り2節勝利して、何とか賞金圏内でフィニッシュしてほしい。

○ーーーーー○ーーーーー○ーーーーー○ーーーーー○ーーーーー○ーーーーー○

ガンバの得点シーンに関しては
倉田秋、二川孝広、レアンドロの技術の高さを褒めるしかない。

能力の高い選手がかみ合えば、ああいうレベルの高い得点が生まれるのだ。
それを噛み合わなくさせることもできるのだから、
監督の選択というのは慎重にやらなければいけないのだよ、ガンバさん。


快勝といってもいい出来で勝利したガンバ。
それでも大宮アルディージャ、ヴィッセル神戸が揃って勝ってしまったので、
降格圏脱出ならず。
まあ、途中経過はどうでも34節終わった時点で
15位以上にいればいいのだが、
いつまで経っても降格圏から浮上できない当事者たちは焦りを感じていることだろう。

2010年のFC東京だって誰もが落ちないだろうと思っていたが、
最終節でうっちゃられた。
今年のガンバだって、いまだにJリーグに興味を持って見ているものの大半が
落ちないと考えているだろう。
私もその一人だ。

日本代表を二人抱え、その他も代表経験者などJでもトップクラスの戦力で
今季後半調子を上げてきている。
得失点差も有利なので勝ち点で並びさえすれば上位になれる。
いいかげんに次節には降格圏を抜け出し、
最終節で自力残留を果たすというストーリーを予想しているのだが、
現実はどうなることやら。
 

エスパルスも最終節でアルディージャに勝ってアシストできればいいのだが。


以上。追記なし。

【同節の関連記事】
ベガルタ仙台vs鹿島アントラーズ
週刊Jリーグ雑感 2012S第32節
 





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Jリーグ 第31節 (2012.11.07) at アウトソーシングスタジアム日本平

清水エスパルス 0-1 アルビレックス新潟


この敗戦は責められないかな。
試合内容は良かったらしいが、
得点できなかったということは足りなかったものがあるということ。
120分戦って負けてからの中3日。
いいパフォーマンスを見せてくれただけでも良しとしておこう。


【持ってない小林大悟】
大悟もあそこでポストにあたったのが中に入らないのだから、
持ってないのだろうな、今は。

その前の鍋田に出したパスだってもっと弱ければ
鍋田は直接シュートを打てたはず。

ああいうわずかなタッチの加減が
ゲームに出ていないと狂うのだろうな。


○ーーーーー○ーーーーー○ーーーーー○ーーーーー○

アルビレックスにすれば残留へ希望のつながる1勝。 

アルディージャから離された時には絶望的だったが、
ヴィッセルが落ちてきてくれた。
西野監督を解任した効果が吉と出るとは私には思えない。
個人的にはヴィッセルよりもアルビレックスの方に
好感を持っているので、是非とも逆転残留してもらいたい。



以上。追記なし。



 





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【柴崎岳の煌めき】
同点後は攻める回数が増えてきた。
先に点を取れば勝てる。

そう思っていたのだが..........。


得点は増田誓志の美しいサイドチェンジから生まれた。

延長前半3分、左サイドにいた増田が右サイドへ大きくサイドチェンジ。
通ったら危ないな、と思ったが高木俊幸の頭は届かず。
サイドチェンジを受けた西大伍がドリブルで高木をかわし、
やや前にいた柴崎岳にパス、
トラップが大きくなったので、助かった~、
と思ったら、ヨン ア ピンの横を走り抜けシュート。
強烈なシュートは林彰洋も届かないところへ。


おいおい、そりゃないだろ~。
この展開はエスパルスが勝つ流れだっただろ。

柴崎もPK奪ったシーン以外は眠っていたくせに、
よりによってそんなスーパーなプレーしなくてもいいのに。

と文句を言っても始まらないが、
ほんとに簡単には勝たせてくれないな、アントラーズって。

しかし、まだ時間はある。
大前、高木が1ランク上の選手になりたいなら、
ここで仕事をしなければならない。




【不発だったパワープレー】
延長前半5分、同点を狙って村松大輔に代えて瀬沼優司を投入。
代えるなら大前を残すとすると消去法で高木俊幸か、
交代で入ったがフィットしていない小林大悟かと思ったが、
ゴトビ監督は守備の要の村松を代えてきた。

確かに点を取らなければ勝てない状況だが、
村松抜きでは相手に点を取られる方が先になりはしないか、と不安になった。
ボールを奪わなければパワープレーは仕掛けられない。


案の定、次々と前線の大迫へとボールが渡り、ピンチの連続。
エスパルスはツインタワーにボールが入らず、
なかなかシュートに結びつかない。


延長前半11分、ようやく吉田のクロスのこぼれを高木がシュートするが、
増田にブロックされる。

リプレーを見ると、その距離から考えて増田にあたらなければ
入っていた可能性大だった。
アントラーズは交代で入った選手がしっかり仕事をしている。



結局、パワープレーは 全くといって機能しなかった。
むしろ簡単にボールを失ってピンチに陥ることの方が多かった。
延長後半も有効な攻撃ができないまま終戦を迎えた。

機能していない攻撃を続けるしか手はなかったのか。
意図した攻撃が機能しないなら、別の策はなかったのか。
策まで行かなくとも、何か工夫できなかったものか。
タイトルにチャレンジできる貴重な時間を
ただただ無為に消費したようで残念でならない。





【MVPの柴崎岳】 
先日の記事で褒めすぎたか。
しかし、この決勝での活躍を既に見ていたかのような褒め方だったな。
私の見方が間違っていなかったということ。
自画自賛。

長谷部の控えは細貝ではなく高橋秀人に任せて
もう一枠を柴崎に与えてもいいのではないか。

しかし、はじめの90分は得点シーン以外消えていた。
勝負どころで仕事をすることは大事だが、
柴崎はゲームを支配する選手にならなければならない。
この試合はポジションがサイドだったから仕方のない面はあるが、
来季はボランチとしてピッチの支配者となってもらいたい。

そしてまた憎たらしいくらいに強いアントラーズとして
エスパルスの前に立ちはだかってほしい。
強いアントラーズを倒すことがJリーグでの楽しみの一つだからだ。



【この悔しさを越えてゆけ】
ヤングエスパルス 、この悔しさを乗り越えて
次のチャンスは絶対にものにしてもらいたい。

が、そのチャンスは今シーズン中、つまり天皇杯にしないと
大前がヨーロッパに移籍してしまうかもしれない。

若い選手が能力を開花させた後に活躍する姿を
Jリーグで見られないというのは寂しいものだ。

ヨーロッパが中心となっているサッカー界の現状を見ると仕方がない。
どのくらいかかるかわからないが、
Jリーグがヨーロッパのリーグと肩を並べる日が来て、
若い選手が国内にいても力を伸ばすことが出来る環境になり、
そして正当な報酬が得られるような、そんなリーグになってほしい。



【ゴトビという監督】
アフシン・ゴトビはいい監督だとは思う。
だが、戦略家ではない。
チームの大枠を作って、若い選手をのびのびとプレーさせる、
心理マネージャータイプだ。
リーグ戦を見ていても選手交代があまり機能しない。
細部まで詰めるタイプではないようだ。
相手の弱点をピンポイントでつくような作戦も大勝負で勝つには必要。

ジョルジーニョがゴトビよりいい監督だとは思わないが、
一発勝負で勝つという戦略においては今回は完敗だった。
それは、試合の展開と交代で入った選手の機能度を見ればわかるだろう。

エスパルスが来季に向けてどの程度、戦力を上積みできるかわからないが、
来季は本気でタイトルを狙うシーズンになるだろう。
もしゴトビに戦略家としての面があるなら、
来季は惜しむことなく発揮してもらいたい。



以上。記事完結。

 





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【流れが変わった選手交代】
アントラーズは後半開始から興梠に代えてドゥトラを投入。
この選手交代で明らかに流れが変わった。

左右に流れたり、中盤から前線へ飛び出したりと、
縦横無尽に動くドゥトラをエスパルス守備陣は捕まえきれず、
たびたび突破を許すようになった。

その後やや落ち着く。

18分河井陽介小林大悟
ベテラン勢が使われなくなる中、
唯一最近、少しではあるが出場機会を得ている大悟。
大一番で仕事をしてくれるか。

24分本田拓也増田誓志

失点はCKから。
大前元紀のCKのセカンドボールを遠藤に拾われ、
小林大悟がチェックに行くが、一度あたった後、距離を空けてしまい、
遠藤に前線へのループパスを許す。

右サイドでボールを受けたドゥトラがクロス。
後方から上がってきた柴崎がペナルティエリアに侵入し、
ワントラップでディフェンスラインの裏へ抜けだしたところを
李記帝が倒してPK
1点もののシーン。
記帝の判断は妥当だった。

PKを蹴るのはPKを得るプレーをした柴崎
鹿島で最もプレッシャーに強い小笠原でも
このところ得点を重ねている大迫でもなく柴崎

ここで結果を出して、鹿島の柱と成長させたいという
ジョルジーニョ監督の気持ちの現われか。

そして柴崎はその期待に応え、落ち着いてPKを決めた。
このふてぶてしささえ感じる落ち着きは若手No.1ではないか。
宇佐美貴史もふてぶてしさは感じるが同時にナイーブさも感じることもある。
その点、柴崎にはナイーブさは感じられず、
ただただムカつくほどに落ち着いて見える。
さっさと覚醒してJリーグの枠を飛び越えていってほしい選手である。


エスパルスからすれば、
攻めあぐねてはいたが、まだ自分たちのゲームだと思えていたはず。
嫌な気分になる展開、時間での失点だった。

アントラーズからすれば、前半の我慢の展開を後半に押し戻し、
自分たちに流れを引き寄せようかという時間での得点。
勝ちパターンに入ったと思っただろう。


【家本劇場】
またアントラーズに負けるのか。
攻めても攻めても点が取れず、逆襲を食らって失点。
幾多のクラブが敗れ去ったパターンでエスパルスもまた敗れるのか。

そんなことを思っていたら
CKの流れで唐突にエスパルスにPKが与えられた。
どうやら青木が八反田を押し倒したらしいが、
何やら怪しい。
ファウルと判定するほどの接触には見えなかった。 
エスパルスに有利な笛が吹かれたといっても、あの判定には疑義を唱えたい
あの程度の接触で倒れたのをファウルに判定していては世界では戦えない。
ルールを杓子定規にあてはめればいいというものではないのだ。


この試合の主審である家本政明という人はやたらPKの判定を与える人である。
「へへ~ん、俺が笛吹けばPKになるんだよ。すごいでしょ?」
と、みんなに知らしめたい人なのだ。

審判というのは一方に際どい判定でPKを与えると、
帳尻合わせのようにもう一方にPKを与える傾向がある。
しかし、この試合の一つ目のPKは誰が見ても明らかなPK判定だった。
何にもズレていなかったのである。
はっきり言ってこの判定は、"帳尻ずらし"である。

判定の正当性はともかく、
与えられたPKは大前がしっかりと決めて同点
優勝への望みをつないだ。

だが、もし仮にこれが決勝点になって優勝したと仮定すると、
全力では喜べなかっただろう。
審判だって人間だから間違うことはある。
しかし、これはクラブ・サポーターが待ち望んだ舞台なのだ。
チームに関わる全ての人の喜びを減じさせるような判定はしないでもらいたい。


【延長へ】
その後、アントラーズは昌子源新井場徹
エスパルスは八反田石毛秀樹、と選手交代を行い、
攻める姿勢を見せる。

両チームとも決め手なくロスタイムへ。

後半46分
石毛小林大悟美しいループのスルーパスを出し、
大悟も完璧な胸トラップで落としたが、
腰が砕けて味方には渡らなかった。
こういう場面で仕事をするための選手交代のはずなのに、
あそこで腰が入らないようではコンディションが万全だとは思えない。
失点時のゆるいディフェンスもあった。
大悟の投入はマイナス面が大きかったと言うしかない。
これでは来季の契約も怪しくなりそうだ。

結局、両チーム得点なく、延長へ。

 
エスパルスは、
瀬沼優司、白崎凌兵と得点力のある選手がまだ控えている。
おそらく同点になる前に投入するはずだった瀬沼を入れる予定だろうが、
先に点を取りたいのだから早めに投入してもよいと私は思った。

アントラーズは既に3人交代を終えている。
本山雅志ジュニーニョも出てこない。

エスパルスは恐れることなく攻め勝ってほしい。






以上。
ナビスコカップ2012 決勝 感想 【延長】 へ続く。
 





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【スタメンチェック】
清水は予想通りのメンバー。
出場停止の杉山浩太がいないので村松大輔の1ボランチ。
前目のMFに八反田康平河井陽介が並び、
怪我もあってこのところ先発を外れることが多かった高木俊幸が左ウィングに入った。
キャプテンマークはヨン ア ピンが巻いている。
信頼感の大きさを感じる。

鹿島は整列した面々を眺めたら、何だか日本人ばかり。
そして策を弄してきた。
左SBに昌子源を起用。
本来CBの昌子を大前のマンマーカーにあてたようだ。

そして、最近の鹿島の攻撃の中心となっていたレナトが怪我のためベンチからも外れ、
大迫とコンビネーションが良くなってきているドゥトラも先発から外れた。

代わりに最近、出場すれば良い働きをしていた本田拓也小笠原満男とWボランチを組ませ、
柴崎岳を左SHに上げ、興梠慎三をトップ下として起用した。

明らかにエスパルスのサイド攻撃を封じるための布陣だ。


何気に主審チェック。

家本政明..................(-_-;)。

なぜに?

そのキャリアを通じて、たびたび不可解な判定を繰り返してきた悪名高い家本政明。

以前より頻度が減ったとはいえ、
今も納得できない判定で選手・監督・サポーターにストレスを与え続けている。
こういうビッグマッチを裁けるレフェリーには思えない。
他にもいるだろ優秀なレフェリーが。
いや、優秀でなくてもよい、家本よりマシなレフェリーはたくさんいるはずだ。 
Jリーグは家本を過大評価しているのではないか。

試合を壊さないでくれ。

この時感じた私の懸念は現実のものとなりかけたが、試合を壊すまでには至らなかった。
ほんとに良かったよ、ひどい試合にならなくて。






【上出来だった前半】
試合開始からペースを握ったのはエスパルスだった。
ボールを持つ時間が長く、また守備時のチェックも早く、
早い段階でボールを奪い、CBからしっかりボールを繋いでいた。

大前元紀がボールによく絡み、中盤や両SBとのコンビネーションで
アントラーズを自陣に押し込んでいた。

だが、ボールを持つ時間が長い割にシュートシーンが少なかった。
決定的だったのは吉田豊のクロスのこぼれ球を
高木俊幸がボレーでワンバウンドさせたシュートくらい。
入ったと思ったが、曽ヶ端にうまく弾かれた。

高木はこのシュートを含めいいところにいてシュートを放っていたが、
うまくブロックされていた。

金賢聖岩政に抑えこまれ、ボールを触りにサイドによく流れた。
テクニックを見せる場面はあったが、金の仕事場はそこではない。
リーグ戦での対戦が直前でなかったら、と思わずにはいられない。


守備面を見ると、目立つピンチはなかった。
攻撃の時間が長かったからだ。

大前とともに注目された大迫には仕事をさせなかった。
キャプテンマークを巻いたヨン ア ピンを中心に上手く守っていた。


終わり際にやや押し返されたが、全体的に見れば、上々の出来。
決勝という舞台を考えれば、よくやっていたと言うべきだろう。

油断しなければイケる。
そう思ったが、流れのいい時間帯に得点できないと後で痛い目に遭うのがサッカーなのである。



ナビスコカップ2012 決勝 感想 【後半】 に続く。

 





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Jリーグ ヤマザキナビスコカップ2012 決勝  (2012.11.03) at 国立競技場

清水エスパルス 1-2 鹿島アントラーズ

得点者:【清】大前1(1PK) 【鹿】柴崎2(1PK)



またか。
また負けるのか。 
またアントラーズが勝つのか。
これがクラブのDNAなのか。


試合終了のホイッスルがなった時、
いや、延長後半も半ばを過ぎ、アントラーズの時間稼ぎが始まった時、
もう既に観念してしまっていた。

諦めたら終わる。
そう自分に言い聞かせたが、
画面に映る光景は勝負が決したことを告げていた。

何度この悔しさを経験すればいいのだろう。
優勝経験がないわけではない。
ナビスコ1回(1996)、天皇杯1回(2001)、
そして1999年2ndステージ優勝。

エスパルスの歴史から考えればあまりに少ないこれらの歓喜の記憶は、
それをはるかに上回る回数の決勝、チャンピオンシップで積み重ねた敗北の記憶に
押しつぶされている。

もう10年以上歓喜を味わっていない。
チームが上昇機運で迎えた今回のファイナル。
勝てる、勝とう、勝つんだ。
クラブ、サポーターともに、勝利への渇望が最高点で臨んだのだが......

またしてもJリーグ一のタイトルコレクター、鹿島アントラーズに阻まれてしまった。


こんなに勝ちたい気持ちが強くても勝てないのか。
アントラーズと何が違うと言うのだ。
アントラーズに何があると言うのだ。
勝利の経験か?
たくさん勝ったことがあるから勝てるのなら、
永遠に初優勝チームなど生まれない。

あと一歩を埋める何か。
その何かをつかむまで臥薪嘗胆。
積み重ねた悔しさの分だけ、やって来る歓喜は大きくなる。
そう思わないと、サポーターなんてやってられないよ。


何だか、唐突に文体が軽くなったところで、試合を振り返ってみよう。


ナビスコカップ2012 決勝 感想 【前半】に続く。

 




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