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気になった点、腑に落ちない点、疑問点などを一話ごとに挙げています。
全体を読んでの感想はこちら



「大きな引き出し」
○ 記憶は消去できないのか
“しまう”ことについては書いてあり、絶対に忘れないらしいが、
その記憶を意識的に消去できるかどうかについての記述がなかった。
飽和状態になった時に「虫干し」をして記憶は整理して引き出しやすくなるらしいが、
それでもいつかは限界が来ないのだろうか。

また、たくさんの人、しかもおそらくもうすぐ死ぬ人の記憶をしまい続けるということは
自分の人生に関する記憶が占める割合がとても小さくなってしまう。
上手にしまって必要な時以外は出てこないのならばいいが、
そうでなければ他人の記憶が頭の中に居座り続けるなんてやっかい極まりない。
他人の人生の色と音が頭の中で勝手に響きまわるなんて耐えられない。
能力は有益かもしれないが、その役目は御免こうむりたい。


○ 春田家は何のためにしまっているのだろう?
常野一族でもうすぐ亡くなる人がいる時に、しまいに行くのだろうか?
だとすると、一族全ての記憶をしまう必要があるのだろうか?
また、しまった人が亡くなる時に、また別の人がしまいに行ったら、
一気に莫大な量をしまわなければならず、
そんなことを繰り返していたら
春田家の子孫はただ人の記憶をしまうだけの人生になってしまう。
どこかではっきりと書いてほしい。


○ 日本各地を転々としている理由
ただ単に話を聞いてまわるだけなら引っ越す必要を感じない。
子どもがまだ小さいなら他の常野一族と協力してどこかに拠点を作って
親だけ必要な場所へ出張すればいいし、
夫婦揃って同じ地域で仕事をする必要があるほど”しまう”需要があるのだろうか。


○なぜ母親も同じ能力を持っているのか?
能力の何らかの伝達手段があるのだろうか?
同じ能力を持つ者同士でしか結婚できないのかと思ったが、
次の「二つの 茶碗」では常野一族ではない男性と結婚しているので、違うらしい。
しかし、「オセロ・ゲーム」ではまた夫婦で同じ能力を持っている記述があるので
「二つの茶碗」はレアケースなのだろうか。
本作の中でいくつもの家族を描いているのだから、
この点については本作中に触れておくべきだったと思う。

 


「光の帝国 常野物語」 恩田陸 書評3 に続く


「光の帝国 常野物語」 恩田陸 書評1 全体の感想

気になる点など
「光の帝国 常野物語」 恩田陸 書評2「大きな引き出し」
「光の帝国 常野物語」 恩田陸 書評3 「二つの茶碗」
「光の帝国 常野物語」 恩田陸 書評4 「達磨山への道」
「光の帝国 常野物語」 恩田陸 書評5 「オセロ・ゲーム」「手紙」「光の帝国」「歴史の時間」
「光の帝国 常野物語」 恩田陸 書評6 「草取り」
「光の帝国 常野物語」 恩田陸 書評7 「黒い塔」「国道を降りて」、全体を通して


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